芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート

■ 論文種類（以下のうちから一つ選択）
  ・原著論文 フルペーパー    

■ 論文分野（1)〜3)のうちから一つ選択）
  2) 科学系分野

■ カテゴリ（1個以上選択）
  b-2) バーチャルリアリティ

■ 該当特集（以下のうちから一つ選択）
  ・特集名「一般論文」

■ 論文題名(和文、英文)

分散型衝突検出手法に基づく局所領域の力覚提示システム

■ 著者名(和文、英文)

高橋哲也*,	Tetsuya Takahashi,
今野晃市*, 	Kouichi Konno,
曽根順治**,	Junji Sone, 
徳山喜政**, 	Yoshimasa Tokuyama,
原美 オサマ*, 	Osama Halabi　

■ 著者所属(和文、英文)

*岩手大学　工学研究科, 
**東京工芸大学　工学部

■ 著者e-mail

t-tetsuya@lk.cis.iwate-u.ac.jp , konno@cis.iwate-u.ac.jp , sone@cs.t-kougei.ac.jp , tokuyama@image.t-kougei.ac.jp , ohalabi@cis.iwate-u.ac.jp

■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail

氏名　高橋哲也
住所　岩手県盛岡市上田4-3-5
所属　岩手大学　工学研究科
電話  019-621-6476
Fax   019-621-6476
e-mail t-tetsuya@lk.cis.iwate-u.ac.jp


■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度)

アブストラクト

ハードウェアの低価格化，高性能化により，リアリティのあるVirtual Reality(VR)環境構築は容易に実現可能になってきている．VR技術は医学，工学，教育，ゲーム，グラフィック関連のアプリケーションなどでの利用が期待されている．従来，VR 環境構築に関する要素技術は数多く研究されている．要素技術の一つである衝突検出法は，計算コストが高くインタラクティブ性を損なう一因である．一つの考え方として，PCクラスタなどによる分散処理によって，高速化することで問題点を解決できる．本論文では，PCクラスタで動作する衝突検出法を用いたバーチャルタッチングシステムを提案する．本システムは，大量のポリゴンを有する複雑な対象物の衝突を高速に検出し，衝突部分の局所領域に関して力覚を提示するシステムである．本手法は，大量のポリゴンを有する複雑な対象物の衝突をPCクラスタを用いて高速に計算し，レスポンスを向上する．また，計算量が少なく処理が高速な力覚提示スレッドで擬似的に力覚を生成することによって，スムーズな力覚提示を行うことが可能である．

Abstract

This paper presents a virtual haptic interaction system that employs a distributed collision detection algorithm using PC-cluster. The system achieved very fast collision detection with complex objects that have a large number of polygons and forces were applied in the local domain of the collision area. Using PC-cluster to calculate collision improves the response significantly. In addition, a pseudo force generation approach is proposed to smooth the force feedback produced in the haptic loop.


■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度)

仮想現実,　力覚提示,　衝突検出,　擬似的な力覚,　ＰＣクラスタ,

Virtual Reality, Force Feedback Presentation, Collision Detection, Artificial Force, PC Cluster