芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート

■ 論文種類（以下のうちから一つ選択）
  ・原著論文 フルペーパー    

■ 論文分野（1)〜3)のうちから一つ選択）
  3) 融合分野

■ カテゴリ（1個以上選択）
  b-1) ヒューマンインタフェース
  d) その他(ウェアラブルコンピューティング)

■ 該当特集（以下のうちから一つ選択）
  ・特集名「エンタテインメントコンピューティング2008 投稿論文特集」

■ 論文題名(和文、英文)
導電性布素材を用いた「着るピアノ」の設計と実現
Development of Wearable Piano Using Conductive Fabric

■ 著者名(和文、英文)
戸田　真志 (Masashi Toda)
秋田　純一 (Junichi Akita)
大江　瑞子 (Mizuko Oe)

■ 著者所属(和文、英文)
公立はこだて未来大学, Future University-Hakodate
金沢大学, Kanazawa University
上田安子服飾専門学校, Ueda College of Fashion

■ 著者e-mail
toda@fun.ac.jp

■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail
戸田　真志
〒041-8655 函館市亀田中野町116-2
公立はこだて未来大学　システム情報科学部
TEL 0138-34-6328
FAX 0138-34-6308
e-mail toda@fun.ac.jp

■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度)
本稿では，ウェアラブル楽器の一環として，あるいはウェアラブルコンピューティング技術のファッション応用に対する具体的実現としての「着るピアノ」について，導電性布素材を用いた新しいアーキテクチャを提案する．提案するアーキテクチャでは「服としての一体感を演出するために，なるべく布素材を用いる」「機能分化により軽量化を図る」「意図しないシーンで音が出ることを防ぐ」「鍵盤レイアウトの自由度を向上させる」の特徴を有し，衣服としての着心地，着るピアノとしての操作性，デザインの自由度などについて大幅な改善を実現したものである．本提案は，「着るピアノ」の改良，ということのみならず，ウェアラブル基盤としての導電性布素材の新しい利用方法を模索するものとの位置づけも可能である．

In this paper, we propose the wearable piano system using the conductive fabric, whose name is TextileNetPiano (TNP). The keyboards of TNP are made with the condutive fabric, and the number, size, and shape of the keyboard is flexible. It is detected whether the user touches the fabric keyboard using a touch sensor. Information which is detected is transmitted to the sound source system on the outside environment by a wireless communication, and it sounds. Our proposal means not only the improvement of the wearable piano system, but also a trial about new usage of the conductive fabric.

■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度)
導電性布素材, ウェアラブルコンピューティング, ピアノ, ファッション
Conductive fabric, Wearable computing, Piano, Fashion