芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート

■ 論文種類（以下のうちから一つ選択） 
  ・解説論文

■ 論文分野（1)?3)のうちから一つ選択）
  3) 融合分野

■ カテゴリ（1個以上選択）
  a-8) 音楽処理技術
  b-1) ヒューマンインタフェース  
  c-1) 音楽コンテンツ
  c-2) インタラクティブアートコンテンツ 
  c-4) メディアアートコンテンツ

■ 該当特集（以下のうちから一つ選択）
  ・一般論文

■ 論文題名(和文、英文)
技法習得を伴う創意発揮：即興的音楽表現支援の試み
Creativity with Learning：Approaches for Improvisational Musical Expression Supports

■ 著者名(和文、英文)
橋田 朋子　Tomoko Hashida
苗村 健　Takeshi Naemura
佐藤 隆夫 Takao Sato

■ 著者所属(和文、英文)
東京大学大学院学際情報学府
Graduate School of Interdisciplinary Infomation Studies, The University of Tokyo

■ 著者e-mail
hashida@hc.ic.i.u-tokyo.ac.jp

■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail
氏名：橋田朋子
住所：113-8656東京都文京区本郷7-3-1 東京大学工学部電子情報工学科 原島・苗村研究室
所属：東京大学大学院学際情報学府博士課程
電話：090-5780-6965, 03-5841-6781
e-mail：hashida@hc.ic.i.u-tokyo.ac.jp

■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度)
即興的な音楽表現システムは，音楽の新しい楽しみ方や体験を提供する効果的なメディアとして,近年非常に注目されている.この中でも，ユーザが自由に創意を発揮する事と，即興的音楽表現に必要な技法に気が付いたり練習する事を，違和感なく促すシステムに，筆者らは特に興味を持っている.本論文ではまず，数多く提案されている即興的な音楽表現システムの中で,技法習得を伴う創意発揮を実現するシステムの位置づけを歴史・エンタテインメント・教育の観点から行う．さらに該当する事例の比較検討を通じ，創意や表現の楽しさを損なう事なく，技法の自発的な練習を促すための効果的な支援・デザイン手法に
ついて明らかにし，今後の動向を展望する.

In recent years, improvisational musical expression systems have gained much attention.The authors particularly focus on systems that allow users both to realize their creativity freely  and to practice musical techniques.  In this article, we define the contexts of such systems and explore effective supporting methods by looking closely at various contemporary systems．The future developments of these systems' design are also discussed.

■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度)
即興的音楽表現, 創意, 技法習得，インタラクティブ音楽システム
Improvisational musical expression, interactive music，creativity, learning