芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート

■ 論文種類（以下のうちから一つ選択）
  ・原著論文 フルペーパー    

■ 論文分野（以下のうちから一つ選択）
  ・科学系分野

■ 該当特集（以下のうちから一つ選択）
  ・特集名「NICOGRAPH INTERNATIONAL, 春季大会, DiVA展論文特集」

■ 論文題名(和文、英文)
特異点グラフと文字認識技術を利用したボリュームデータの類似状況の可視化
Visualization of Similar Situation between Volume Datasets by Using Critical Point Graph and Character Recognition Technique

■ 著者名(和文、英文)
渡場 康弘 (1 , 酒井 晃二 (2 , 小山田 耕二 (2 , 金澤 正憲 (3
Yasuhiro WATASHIBA (1 , Koji SAKAI (2 , Koji KOYAMADA (2 , Masanori KANAZAWA (3


■ 著者所属(和文、英文)
1 京都大学大学院情報学研究科
  Graduate School of Informatics, Kyoto University
2 京都大学高等教育研究開発推進センター
  Center for the Promotion of Excellence in Higher Education, Kyoto University
3 京都大学学術情報メディアセンター
  Academic Center for Computing and Media Studies, Kyoto University


■ 著者e-mail
siba@ais.sys.i.kyoto-u.ac.jp

■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail
氏名  ：渡場 康弘
所属  ：京都大学大学院情報学研究科
e-mail：siba@ais.sys.i.kyoto-u.ac.jp

■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度)
特異点グラフと文字認識技術を利用して, ボリュームデータ間の類似性を視覚的に比較で
きる手法を提案する. 特異点グラフは, ボリュームデータの特徴を三次元空間における曲
線という単純な図形で表現したものである．そこで, 特異点グラフを比較するために, 二
次元空間で曲線を比較する手法である文字認識技術を利用した通過ボクセル判定法を考え
た. この手法は, 文字画像を各ピクセルの値で比較する手法を拡張したもので, ボクセル
単位でグラフの通過状況を比較する手法である. そして, ボクセルごとの判定結果に従っ
てボクセルの色を決めることによって, その類似状況を可視化することが可能である. し
かし, この手法にはいくつかの問題点がある. そこで, グラフが細かい線分で構成されて
いることから, 文字認識技術の１つである方向線素特徴ベクトルを利用して, 通過ボクセ
ル判定法の問題を解決した.

We propose a new technique for visually comparing the similarities between 
volume data sets by using Critical Point Graph (CPG) and Character Recognition 
Technique (CRT). Critical Points (CPs) represent feature points inside volume 
data and, CPG is a graph generated by connecting these points using stream-lines 
based on vector field information. Passing Voxel Method (PVM) is a graph 
comparison technique which allows the visualization of both similarities and 
differences between two volume data. However, PVM has some limitations in its 
ability to judge similarities. Taking into consideration that streamlines of 
CPG are composed of small straight line segments, we have investigated the use 
of Directional Element Feature (DEF), usually used in CRT, by extending this 
technique for use in PVM in order to overcome some of its limitations.

■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度)
ボリュームデータ, 特異点グラフ, 類似判定, 方向線素特徴
Volume Data, Critical Point Graph, Similarity Judgment, Directional Element Feature


※ 投稿原稿はカバーシートをテキストで、本体をPDF形式あるいはWORD形式で
本会事務局にメールにて提出する。本会事務局は受領番号を著者に通知する。
なお、論文本体および付録コンテンツのファイルサイズは原則として、
合計10MB 以内とする。
10MBを超える場合はメールで提出せずに、著者自身のウェブサイト等に
ファイルを置くこと。