芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート

■ 論文種類（以下のうちから一つ選択）
  ・原著論文 フルペーパー

■ 論文分野（1)〜3)のうちから一つ選択）
  1) 芸術系分野

■ カテゴリ（1個以上選択）
  a-6) 画像処理技術
  b-1) ヒューマンインタフェース
  b-4) CGシステム
  b-5) マルチメディアシステム
  c-2) インタラクティブアートコンテンツ
  c-4) メディアアートコンテンツ

■ 該当特集（以下のうちから一つ選択）
  ・特集名「NICOGRAPH2021」

■ 論文題名(和文、英文)
LinDA：漫画向けの建造物の背景線画半自動生成
LinDA: Semi-Automatic Generation of Line Drawings for Building Background in Manga

■ 著者名(和文、英文)
中山 雅紀（正会員）
野村 芽久美（学生会員）
藤代 一成（正会員）
…
Masanori Nakayama
Megumi Nomura
Issei Fujishiro
…

※各々の著者名（和文）には、正会員・学生会員・非会員の中から
該当するもの1個を残してください。

※著者の少なくとも1名は、投稿時・掲載時に正会員（学生会員不可）
である必要がありますので、あらかじめご注意ください。
ただし、投稿時に著者の中に本会正会員がいない場合にも、
「速やかな正会員入会手続きをしていただくことを前提として」
投稿を受け付けるものとします。


■ 著者所属(和文、英文)
慶應義塾大学 大学院理工学研究科
慶應義塾大学 理工学部
慶應義塾大学 大学院理工学研究科
Graduate School of Science and Technology, Keio University
Faculty of Science and Technology, Keio University
Graduate School of Science and Technology, Keio University

■ 著者e-mail
nakayama＠fj.ics.keio.ac.jp
megumi.nomura＠fj.ics.keio.ac.jp
fuji＠fj.ics.keio.ac.jp

■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail

■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度)
近年，専門的なスキルのない作者でもデジタル漫画を描く機会が増えてきている．全コマに背景を描くには多大な時間を要するた
め，フリー素材の写真や線画を自作に利用することがある．しかし，汎用性を重視するフリー素材をそのまま漫画に挿入しても，
素材の線画には作者自身の特徴をもたせられず，手描きオブジェクトに馴染まない場合がある．そこで本論文では，手癖が線分の
角度に依存する事実に着目し，建造物のベクタ線画を手描き風の線画に半自動的にスタイル転写する手法を提案する．その手法を
実装したシステム―LinDA (Line Drawing Artist) を用いた評価実験の結果，転写後の線画には描き手の手癖が反映されている
という評価が得られた．また，提案手法により，作画時間短縮化および作業負荷軽減の効果も実現されることが分かった．
Many novices have recently utilized digital paint tools to create their manga. It is time-consuming for those to prepare the background, therefore they often used to use reusable materials. However, such materials lack characteristics of hand-drawn strokes, and the converted backgrounds possibly do not fit into the foreground. In this paper, a semi-automatic method for stylizing a line drawing of buildings is proposed by taking into account angle-dependent hand motion of drawing. An experiment with a proposed system, called LinDA, empirically proves that the stylized background line drawings reflect the artists’ own characteristics with reduced time and subjective workload.

■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度)

非写実的レンダリング，スタイル転写，漫画，線画，ウェーブレット変換．
Non-photorealistic rendering, Style transfer, Manga, Line drawing, Wavelet transform.

※ 投稿原稿はカバーシートをテキストで、本体をPDF形式あるいはWORD形式で
本会事務局にメールにて提出する。本会事務局は受領番号を著者に通知する。
なお、論文本体および付録コンテンツのファイルサイズは原則として、
合計10MB 以内とする。
10MBを超える場合はメールで提出せずに、著者自身のウェブサイト等に
ファイルを置くこと。