芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート

■ 論文種類（以下のうちから一つ選択）
  ・原著論文 フルペーパー    

■ 論文分野（1)〜3)のうちから一つ選択）
  2) 科学系分野

■ カテゴリ（1個以上選択）
  a-5) CAD/CAE/CAM

■ 該当特集（以下のうちから一つ選択）
  ・NICOGRAPH2020 Journal Track

■ 論文題名(和文、英文)
鋳造可能な変身タイリングの設計法
Modeling of Ambiguous Tiling for Mold Casting


■ 著者名(和文、英文)
杉原厚吉（正会員）
Kokichi Sugihara

■ 著者所属(和文、英文)
明治大学先端数理科学インスティテュート
Meiji Institute for Advanced Study of Mathematical Science, Meiji University

■ 著者e-mail
kokichis@meiji.ac.jp

■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail
杉原厚吉
〒１６４−８５２８　東京都中野区中野４−２１−１
明治大学中野キャンパス
先端数理科学インスティテュート
電話：090-8451-8605
Fax: 03-5343-8068
e-mail: kokichis@meiji.ac.jp

■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度)
　本論文では、鋳造可能な3次元変身立体の設計法を提案する。変身立体は、二つの視点から見たとき
全く異なる姿が見える錯視立体である。これは、３Dプリンターを使えば成型できるが、そのままでは
鋳造できないために、大量生産には不向きである。本論文では、変身立体の一つのクラスである変身
タイリングに焦点を合わせ、鋳造可能な立体の設計法を提案する。これは、部品となる変身立体を
組み合わせる従来の方法と異なり、全体を一つの形状として計算するもので、一方向にテーパを
つけることができ、型から取り出せるようになる。これによって、変身タイリングを装飾柵や
格子窓などの実用的用途のために大量生産ができるようになる。

This paper presents a method for designing 3D ambiguous objects that can be produced by mold casting.
The ambiguous objects are 3D solids that give two quite different appearances when seen from two 
special viewpoints. They can be constructed by 3D printers, but cannot necessarily be constructed 
by die casting and hence are not suitable for mass production. In this paper we concentrate on one 
class of ambiguous objects called ambiguous tilings, and propose a method for designing 3D objects 
that can be tapered monotonically and consequently can be drawn from the mold. This method enables 
us to apply the ambiguous tiling to real-life uses such as artistic fences and lattice windows.

■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度)
変身タイリング、立体錯視、変身立体、鋳造可能性、一体成型
Ambiguous tiling, 3D illusion, ambiguous object, castability, one-piece construction


※ 投稿原稿はカバーシートをテキストで、本体をPDF形式あるいはWORD形式で
本会事務局にメールにて提出する。本会事務局は受領番号を著者に通知する。
なお、論文本体および付録コンテンツのファイルサイズは原則として、
合計10MB 以内とする。
10MBを超える場合はメールで提出せずに、著者自身のウェブサイト等に
ファイルを置くこと。