芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート ■ 論文種類(以下のうちから一つ選択) ・原著論文 フルペーパー ■ 論文分野(1)~3)のうちから一つ選択) 2) 科学系分野 ■ カテゴリ(1個以上選択) a-6) 画像処理技術 b-5) マルチメディアシステム ■ 該当特集(以下のうちから一つ選択) ・特集名「NICOGRAPH 2020 Journal Track」 ■ 論文題名(和文、英文) 似顔絵間の差異に着目した対話的な似顔絵制作システムの提案 An Interactive Cartoon Generation System focusing on Difference among Multiple Cartoons ■ 著者名(和文、英文) 小松 璃子(学生会員) 伊藤 貴之(正会員) … Akiko KOMATSU Takayuki ITOH … ■ 著者所属(和文、英文) お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科 Graduate School of Humanities and Sciences, Ochanomizu University ■ 著者e-mail akiko@itolab.is.ocha.ac.jp itot@is.ocha.ac.jp ■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail 小松 璃子 112-8610 東京都文京区大塚2-1-1 お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科 03-5978-5399 akiko@itolab.is.ocha.ac.jp ■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度) SNSやゲームをはじめとする様々な場面において,似顔絵のアバターやアイコンが使用される機会が増えている.これらの似顔絵を電子的に制作する手法として,自身の顔の特徴に似ていると感じるパーツイラストを選択し,これらを配置する手法が広く普及している.特に,複数の人物の似顔絵を同時に制作する際に,各被写体の特徴をよく捉えた似顔絵を制作するには,被写体間の差異を的確に表現するパーツイラストを選択・配置することが効果的である.しかし例えば,似たような特徴をもつ複数の被写体から似顔絵を制作する際に,各被写体の特徴を捉えつつ被写体間の差異も表現することは簡単ではない.本論文では,似顔絵が単体として被写体の特徴を捉えているかどうかだけでなく,他者の似顔絵と比べた相対的な表現も重要であることに着目し,似顔絵間の差異を可視化しながら対話的な似顔絵制作を支援する似顔絵制作システムを提案する.これにより,ユーザは相対的に被写体の似顔絵の特徴を把握することができ,より的確に被写体の特徴を反映できるようになる. ■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度) 似顔絵制作、対話型システム、似顔絵間の差異の可視化