芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート


■ 論文種類（以下のうちから一つ選択）
  ・原著論文 フルペーパー    


■ 論文分野（1)〜3)のうちから一つ選択）
  2) 科学系分野


■ カテゴリ（1個以上選択）
  a-2) CG技術(レンダリング)


■ 該当特集（以下のうちから一つ選択）
  ・特集名「第26回NICOGRAPH論文コンテスト発表論文特集」


■ 論文題名(和文、英文)
山岳形状における積雪量を制御するサーフェス記述子の提案
Design of Surface Descriptor for Rendering Snow-Covered Terrain


■ 著者名(和文、英文)
中谷文香（非会員）
藤代一成（非会員）
大野義夫（正会員）

Ayaka Nakatani
Issei Fujishiro
Yoshio Ohno


■ 著者所属(和文、英文)
中谷、藤代、大野：慶應義塾大学 大学院 理工学研究科
藤代、大野：慶應義塾大学 理工学部 情報工学科

Keio University


■ 著者e-mail
nakatani@fj.ics.keio.ac.jp
fuji@ics.keio.ac.jp
ohno@koeki-u.ac.jp


■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail
中谷文香
神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1
慶應義塾大学 大学院 理工学研究科 開放環境科学専攻 藤代研究室
nakatani@fj.ics.keio.ac.jp


■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度)
本論文では，山岳形状における積雪の様子を再現する現象学的モデルを提案する．
ここでは，積雪の時間変化や山肌とのコントラストなどの美しさを手軽に表現し，
しかも制御可能にすることを目的としている．
山肌における積雪の度合いを決めるためには，その場所での気候や気象，
雪の密度・粘性・固さなど，一般的に現実世界の多くの物理的ファクタを考慮する
必要があるが，本手法では独自のサーフェス記述子を介することで積雪の現象学的再現を試みる．
そのサーフェス記述子は，平滑化された高さ場におけるTangent Sphere Accessibilityを
ベースに，方角や高度などの幾何学的条件を限定的に考慮している．
本論文ではさらに，実際の標高データを用いた山岳形状に適用し，提案手法の視覚的効果を検証する．

Seasonally-transient contrast between snow and mountain surfaces makes a big appeal to every viewer. 
Generally, when deciding how much snow covers the mountain,
we need to take many climatological factors into account,
and it is likely to complicate the rendering process.
In this paper, we present a phenomenological model which easily depicts snow-covered mountains.
Our method relies on our own surface descriptor, which is based primarily
on Tangent Sphere Accessibility of smoothed height field, and also considers geometric features
like azimuth direction and altitudes to a limited extent.
The feasibility sof the proposed method is illustrated through application to a real height map dataset.


■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度)
積雪，山岳形状，サーフェス記述子，現象学的モデル
snow, terrain, surface descriptor, phenomenological model


■ 今回投稿論文の NICOGRAPH 投稿論文からの進展・修正について記述をお願いします。
特に、NICOGRAPH 投稿時の査読コメントをどのように反映したか、または
NICOGRAPH 講演時の座長および聴講者からの意見・質問をどのように反映したか、
について記述をお願いします。
何の修正もない場合、あるいはまったく NICOGRAPH と別内容の論文である場合には、
返戻させていただくこともありますので、ご了承ください。

・空気遠近法による遠景の青みの表現を実装しました
・査読時に、実際の写真とCG画像の比較（図13）において視点があっていないとのご指摘を受けましたので、結果画像を修正しました


■ 以下のアドレスに掲載されている芸術科学会論文誌 投稿論文執筆要領
(http://art-science.org/journal/guide2.html) を確認し、
今回の投稿論文が執筆要綱にしたがったものであることをご確認ください。
またNICOGRAPH講演論文を参考文献に含めていることをご確認ください。
以上の点を確認できましたら、以下に「確認しました」とご記入ください。
執筆要綱にしたがえない内容がある場合には、お手数ですが、以下にご説明
くださいますよう、お願いします。

確認しました