20世紀はいわば機械が中心の世紀であったと言えるでしょう. それに対し21世紀はあらゆる意味で人間が主体となり,人間との親和性, および人間の住む自然環境・社会環境とのより良い親和性を追及した科学技術が求められなければならないと私は思います. 先端科学技術の研究・開発は,従来からの枠組みで構成された技術コミュニティーのみでは解決することはできないようになるでしょう. 例えば,人文・社会科学系の分野の人たちとの連携・協力は今後ますます重要になり,必要不可欠なものとなるように思われます.

そのような21世紀が始まるとほぼ同時期に,芸術科学会論文誌は発刊され4年目に入ります. Digital Mediaをキーワードとした技術系論文を中心に, アート系論文や人間の感性に着目した研究論文, 最新の研究動向に関する解説論文など数多くの論文が発表されております. いわば,本論文誌では統一した枠組みの中での議論ではなく, 人間を主体としてそれぞれの立場に立った,分野横断型の問題解決が行われていると言えます. まさに,本会と本論文誌は21世紀に必要なコミュニティーであり,今後も順調に発展し続けていくことを期待しております.

創刊以来,本論文誌の発展にご尽力いただいた論文委員会の皆様,査読者, および著者の皆様には心から御礼を申し上げます. また,人間を主体とした分野横断型の先進的コミュニティーとして,本会, および本論文誌が今後も発展を続けるよう,さらに数多くの論文の投稿を心よりお待ち申し上げると共に, 今後とも皆様方のご支援をよろしくお願いいたします.

菊池 司
論文副委員長・評議員


第4巻 第4号 (Volume 4, Number 4)
第4巻 第3号 (Volume 4, Number 3)
第4巻 第2号 (Volume 4, Number 2)
第4巻 第1号 (Volume 4, Number 1)

第4回 論文賞 (Volume 4, Award)


論文委員
伊藤貴之(委員長), 牧野光則(副委員長), 菊池司(副委員長), 今間俊博, 永江孝規, 中嶋正之, 野地朱真, 春口巌, 三上浩司

査読者 (あいうえお順)
伊藤貴之, 井上光平, 浮田宗伯, 大島千佳, 大野義夫, 岡本孝司, 奥田正浩, 恩田憲一, 加藤博一, 金田和文 , 上平崇仁, 菊池司, 倉立尚明, 栗山繁, 児玉幸子, 小山田耕二, 近藤邦雄, 齋藤豪, 佐藤甲癸, 角文雄, 曽我麻佐子, 高木佐恵子, 高橋成雄, 高橋裕樹, 田中弘美, 千葉則茂, 鶴岡信治, 鶴野玲治, 土井章男, 土井淳, 床井浩平, 永江孝規, 長尾智晴, 中嶋正之, 西原清一, 野地朱真, 野間春生, 羽倉弘之, 春口巌, 平賀譲, 藤波努, 藤本忠博, 藤原孝幸, 星野准一, 牧野光則, 三上浩司, 宮崎慎也, 宮田一乘, 宮村浩子, 村岡一信, 村上恭子, 村上存, 安田孝美, 山内結子, 山口裕美, 山田敦, 山田雅之



論文誌のトップページに戻る
Go to the top page of the journal


Last updated: 2005/12/25