芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート ■ 論文種類（以下のうちから一つ選択） ・原著論文 フルペーパー ■ 論文分野（1)〜3)のうちから一つ選択） 2) 科学系分野 ■ カテゴリ（1個以上選択） a-4) CG技術(可視化) ■ 該当特集（以下のうちから一つ選択） ・一般論文 ■ 論文題名(和文、英文) 属性推薦と特徴ベースフィルタリングを用いたシステムログ分析のための可視化手法 A Visual Analytics Tool for System Logs Adopting Variable Recommendation and Feature-Based Filtering ■ 著者名(和文、英文) 林 亜紀（非会員） 伊藤 貴之（正会員） 中村 聡史（非会員） … Aki Hayashi Takayuki Itoh Satoshi Nakamura … ※各々の著者名（和文）には、正会員・学生会員・非会員の中から 該当するもの1個を残してください。 ※著者の少なくとも1名は、投稿時・掲載時に正会員（学生会員不可） である必要がありますので、あらかじめご注意ください。 ただし、投稿時に著者の中に本会正会員がいない場合にも、 「速やかな正会員入会手続きをしていただくことを前提として」 投稿を受け付けるものとします。 ■ 著者所属(和文、英文) お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科（著者1,2) 明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科（著者3） Graduate School of Humanities and Sciences, Ochanomizu University Department of Frontier Media Science, School of Interdisciplinary Mathematical Sciences, Meiji University ■ 著者e-mail aki@itolab.is.ocha.ac.jp itot@itolab.is.ocha.ac.jp satoshi@snakamura.org ■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail 林 亜紀 112-8610 東京都文京区大塚2-1-1 お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科 理学専攻 情報科学領域 伊藤研究室 03-5978-5399 aki@itolab.is.ocha.ac.jp ■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度) クレジットカードの決済情報などの購買ログや，ウェブのアクセスログといったシステムログの観察・分析は，ログの傾向の発見や，更新，セールなどのアクションを起こすのにふさわしい時期の特定，また不正なログの検出など多くの目的において有用である．しかしながら，システムログは多くの場合，非常に規模が大きく，属性数も多いため，有意義な分析結果を短時間で得ることは容易であるとはいえない．本稿では，多次元時系列データとしてのシステムログの効率的な分析を可能にするVisual Analytics Toolを提案する． 本ツールでは，ディスプレイ空間をグリッド状に分割し，時系列属性をX軸，それ以外の属性のうち1つをY軸に割り当て，各グリッドに該当するログの集計値を色で表示する．結果として本ツールでは，システムログの統計情報をヒートマップ形式で表示する． また，本ツールでは，有意性の高い可視化結果を提供する属性の推薦機能と，有用な情報だけを切り取った可視化結果を提示することで，可視化結果の可読性を高める特徴ベースフィルタリングを実現する． 本稿では提案するツールの実行結果と非専門家によるユーザテストの結果により、提案手法の有効性を示す． Analysis and monitoring of system logs such as transaction logs and access logs are important for various objectives including trend discovery, update or campaign effort determination, and malicious behavior monitoring. However, these logs may be massive, consisting of millions of records containing tens of variables, and therefore it may be difficult or time-consuming to discover significant knowledge. This paper presents a visual analytics tool which enables us to effectively observe system logs as time series. The presented tool divides the display into a grid assigning time-series to X-axis, one of other attributes to Y-axis and colors to the distribution of the logs. The tool visualizes statistical information of system logs using heatmap. The tool recommends variables that can reveal interesting discoveries and provides feature-based filtering that selects meaningful items from the visualization results. This paper presents the use cases and the experimental results performed by non-professional users. ■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度) Visual analytics, visualization, system log, heatmap ビジュアルアナリティクス、可視化、システムログ、ヒートマップ ※ 投稿原稿はカバーシートをテキストで、本体をPDF形式あるいはWORD形式で 本会事務局にメールにて提出する。本会事務局は受領番号を著者に通知する。 なお、論文本体および付録コンテンツのファイルサイズは原則として、 合計10MB 以内とする。 10MBを超える場合はメールで提出せずに、著者自身のウェブサイト等に ファイルを置くこと。