芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート ■ 論文種類(以下のうちから一つ選択) ・原著論文 フルペーパー ■ 論文分野(1)〜3)のうちから一つ選択) 1) 芸術系分野 2) 科学系分野 3) 融合分野 ■ カテゴリ(1個以上選択) d) その他(ゲーム、ゲームデザイン、生体反応) ■ 該当特集(以下のうちから一つ選択) ・特集名「芸術科学会論文誌 第11巻 第3号」 ■ 論文題名(脳波とゲームデザイン:プレイヤーの興味度の分析及び制御の仕方、From Brain Waves to Game Design: A Study on Analyzing and Manipulating Player Interest Levels) ■ 著者名(和文、英文) ケネス・チャン(非会員) 三上浩司(正会員) 近藤邦雄(正会員) … Kenneth Chan Koji Mikami Kunio Kondo … ※各々の著者名(和文)には、正会員・学生会員・非会員の中から 該当するもの1個を残してください。 ※著者の少なくとも1名は、投稿時・掲載時に正会員(学生会員不可) である必要がありますので、あらかじめご注意ください。 ただし、投稿時に著者の中に本会正会員がいない場合にも、 「速やかな正会員入会手続きをしていただくことを前提として」 投稿を受け付けるものとします。 ■ 著者所属(和文、英文) 東京工科大学 Tokyo University of Technology ■ 著者e-mail chan.kenneth.k@gmail.com mikami@media.teu.ac.jp kondo@media.teu.ac.jp ■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail ケネス・チャン, Kenneth Chan 東京都品川区西五反田5-6-42 グランシャリオ 103 141-0031 ■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度) 近年では「プレイヤー体験」を重視した、ゲームデザイン手法が盛んである。しかし、「プレイヤー体験」に関する知識や知見が形式化されておらず、他の設計者と知識を共有することや、次の世代の人材育成などが難しい。その知識をいかにゲームデザインに活かせるか、に関してもまた同様である。 そこで、ゲームデザイナーであるSchellはゲームレベルの構成をInterest curveという概念で表している。これは設計者がプレイヤーのinterest(興味)を意図的に操作し、面白さを感じさせるという手法である。ただし、具体的にどうすればプレイヤーの興味度を操作できるかについては言及していない。 以上を踏まえ、Schellが触れなかった、プレイヤーの興味度を制御するための方法論を提案することを目的とする。そしてまず、プレイヤー体験を前提に既存のゲームを分析し、興味度に影響する要素にどんなものがあるかを調べた。 さらに、脳波を計測し、興味度を計算したことによって興味度を客観的にする方法と共に、興味度のデータを時系列でなくゲームにおける進行度を基に比較する方法を提案した。その手法を使用して、既存のFPSゲームCall of Duty: Modern Warfare 2のシングルプレイヤーモードの最初の4つのステージに対して実験を行い、多くの実験者が高ぶった箇所を抽出して分析することで、興味度を高ぶらせる6つのトリガーを提案した。 With the concept of “player-centric” design becoming more and more popular, there is an increasing need for a better understanding of player-experience, and a necessity to develop a formal framework that encompasses both game design and player experience. The aim of this study is to create a deeper understanding of player experience by investigating how players’ brain wave data is affected by gameplay. We analyzed player brain waves and proposed 6 "triggers" that can be used effectively to manipulate player experience. ■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度) ゲーム、ゲームデザイン、フレームワーク、体系化、脳波、生体反応、EEG Game, Game Design, Framework, Systemization, Brain Waves, Biometric Data, EEG ※ 投稿原稿はカバーシートをテキストで、本体をPDF形式あるいはWORD形式で 本会事務局にメールにて提出する。本会事務局は受領番号を著者に通知する。 なお、論文本体および付録コンテンツのファイルサイズは原則として、 合計10MB 以内とする。 10MBを超える場合はメールで提出せずに、著者自身のウェブサイト等に ファイルを置くこと。